R10で撮る♪長岳寺(躑躅、杜若)
☆その後の「長岳寺」の躑躅(ツツジ)が、どうしても気になっていたので、5月4日のお昼過ぎてからですが撮りに行きましたぁ。近鉄桜井駅からバスで上長岡(かみなんか)下車、長岳寺、バス停三昧田(さんまいでん)までの軽いウォーキングです。躑躅のピークは多少過ぎてはいたようですが、それでもよかったですねぇ~。特に楼門をくぐって、放生池を見たとたんに、「あぁ~すごく綺麗♪」と、みなさん思わず感嘆を漏らすほどの美しさでしたよ。
カメラはR10とGRDⅡ+ワイコンのみの、コンデジお手軽取材セット。デジタル1眼レフを持ち込んで仰々しく構えて撮影しませんから、まわりの方々への威圧感は0(ゼロ)。軽量小型ゆえにその特徴を活かして、フットワークを良くして足で稼ぐ撮影となります。足で稼ぐとは、よりよい撮影ポジションをこまめに歩いて探しまわる。ということですねっ。
おまたせいたしましたぁ。それではお楽しみいただきたいと思います。
桜井駅でバスの時間待ちに、駅のそばのお店で昼食。冷やそうめんかき揚げ天ぷらセット800円。そうめんのこしが強く歯ごたえがあり、喉ごしよくつるつると美味しくいただきましたぁ。三輪そうめんは地元のお店でいただくのが一番いいのかも知れませんねぇ。
←今回撮影のお気に入りの1枚。池の鯉にも添景として参加してもらうことが出来ました。天気も明るい薄曇りで、こうした撮影に適した光線で非常に撮影を愉しむことができましたぁ。
今回は、癒し感たっぷりの撮影をさせていただきましたぁ。(^o^) ご覧の皆様にも、この心和む癒し感がたっぷりと伝わりますよう。願ってやみません。今回もご覧いただきまして、ありがとうございました。心より感謝いたします。m(_ _)m
笑顔がステキ展
☆阪南町1丁目にある「夢KAN」さん(阪南中央公園前)のご主人大北さんが、「笑顔がステキ展するよ」といって、ステキなカードを持ってきてくれました。このイラストは大北さんのトレードマークの丸メガネの笑顔をモーチーフとした、実に味わいのある手書きカードですねぇ。
「何をするのかなぁ~」と思っていると、鞄からカメラを取り出し、写真を写していただきましたぁ。しかも、デジカメではなく、銀塩、コ、コ、CONTAX T2でパチリと…。中古2万円で買われたとか。フィルムはネオパン400プレスト…。銀塩フォトで、今時のスローな楽しみ方をされるのかなぁ~。
とむすけは昔、CONTAX TVSとT3を使っていたことがあります。このシリーズは総じてレンズが良くいい描写しますよね。そしてチタン外装が非常に魅力でした。T3は再び黒でも購入して、手元においておきたい(使いたい)と思っていたりします。確かにデジタルカメラで味わえない、レンズとフィルムでの絵作りの味わいがあります。
さぁ~て、どんな笑顔が写されているのか楽しみですねぇ~。「夢KAN」さんのご主人大北さんの人柄が出る、笑顔がステキ展になるのでしょうねっ。 楽しみですね。
4月27日から、5月9日までのようです。
八重山吹の「般若寺」そして「長岳寺」(八重桜)
☆さて今回は、この時季、八重山吹が美しいといわれる「般若寺」へ行ってきましたぁ。そして移動して「長岳寺」へ。ここはツツジが有名ですが少し早かったですねっ。あと、1週間のちくらいがちょうど見頃らしいです。
こうして奈良へ、まめに撮影に通うことは、この四季の変転する様を皮膚感覚といいますか、等身大で味わえることは、心に潤いをもたらすだけでなく、大きな意味での天地自然の運行というか、仏神の働きを感じざるを得ないですよねっ。
カメラはα700に、いつもの標準ズームからシグマレンズ17~70mmのマクロ撮影に強いレンズに変えて、望遠は同シグマAPO70~300mmを使い、サブにGRDⅡ+ワイコンです。デジタル対応の最新設計のシグマレンズ、コストパフォーマンスも高いし、シャープで解像感高くよく写りますね。 いつも使っているコンデジのマクロ撮影感覚とは違い、より大きくボケてしまい、非常に浅いフォーカスとなってしまったりもしましたぁ。それはそれで雰囲気は出るかもしれませんけれども…。
それでは、ゆっくりとお楽しみいただけ、あなた様に一服の清涼となれば幸いです。
←ボタンも咲き出す頃ですねぇ~。こうした綺麗な花(いい花の状態)に出会うことは少ないのでまさに一期一会。今時ですから、あらかじめネットの開花情報を調べて、花のいい状態を狙って撮影にでかけたとしても、ある程度確率はあがりますが、現地でその撮影現場の被写体の花を見てみないとわかりません。狙って行ったものがハズレで、たまたま別の被写体(花)が良くて驚いたりすることもありますからね。
ここまでが般若寺での撮影で、東大寺まで歩いてもどります。
さらに、近鉄奈良までもどり、ここから、電車、バスで移動して「長岳寺」へ。
八重桜が散り始めていましたぁ。
いかがでしたでしょうかぁ。
お楽しみいただけましたでしょうかぁ。
新芽が、若葉が萌える気配が感じられましたでしょうかぁ。
さわやかな癒し感が伝われば幸いです。
今回もご覧いただきましてありがとうございました。m(_ _)m
R10で撮る、お散歩写真「白毫寺」(びゃくごうじ)
☆奈良の高畑町まで行く用事ができましたので、近くの白毫寺から興福寺まで、軽くウォーキングしつつスナップ写真を撮影してみましたぁ。(4月15日にR10で撮影)一週間前の4月8日の鷺池の満開だった桜は、今では夢の跡…。 何事も無かったかのような景色。それにとって変わり、新緑の若葉が次々萌え出す景観となってきています。
椿(ツバキ)で有名なこのお寺の境内には種々の椿が咲いていて、ときおり静かな境内にポトリという音がして、見てみると椿の花の落花。苔むした地面に何ともいえない風情を感じるところがあります。これを写真にするのは難しいですねぇ。
週に1度は、こうしてウォーキング。運動不足の解消にもってこいですね。ただ機械的に歩くだけは苦手なとむすけですが、コンデジひとつあれば、楽しさ倍増♪といったところでしょうかぁ。とりとめない写真ばかりですが、お散歩写真の気楽な雰囲気は出ているかも知れませんね。 今回もご覧いただきましてありがとうございました。(^o^)
非言語系の情報とは?
☆フォトログ記事で、『非言語系情報が圧倒的に多い』と書いていますが、これはどういう意味ですかぁ?というご質問をいただきましたので、今回はこの詳しい説明をしてみたいと思いますねっ。
人の脳には左脳と右脳があって、それぞれ違う役割を果たし、左脳が言葉、数、線、リスト、論理、分析(言語系情報)に対して、右脳がリズム、色、形、空間、イメージ(非言語系情報)などをつかさどるといわれています。
また、人はどちらかの脳の使用に片寄る傾向にあるらしく、使っていない脳の機能を使い潜在能力を引き出すことが求められ、この両脳というか、全脳をバランスよく使うのが、最近の研究ではどうもいいようなのです。(詳細はご自身でお調べくださいね。)
写真表現においても、目の前の心動かされる空間や光景をどう表現するのか?ということを、ごく普通に考えるわけですから、右脳を使うということになるのだと思います。
ここで、分かりやすくするために、引用事例を挙げて考えてみましょう。
阿部秀之先生の「そうだったのか!一眼レフ」(アサヒカメラ)P86~89、撮影をシステマチックに考える(銀塩撮影の記事ですが、基本は同じです)をご覧いただきましょう。
画像(記事)は、右から左へ順にクリックしてP86~89をお読みいただけます。P87には、撮影のためのプロセスチャートがあり、被写体の発見から、撮影、撮影後の確認までそれを詳しく解説するために、非常に分かりやすく論理的に書かれています。
でも、写真撮影のベテランならともかく、写真の初心者ですぐにこれらをひとりでマスターし習得するのは難しいですから、撮影現場でケーススタディで各プロセスチャートで書かれてあるような、被写体の見極めや思考を、撮影するところや撮影画像を現場で生でお見せすると、非常に分かりやすく伝わりやすいので、「非言語系情報が圧倒的に多い」と言っているんですねっ。
写真撮影や表現の楽しさが、ゆったんさんに最短最速で伝わればといいなぁ~と思ってやっています。 これでお分かりいただけましたでしょうかぁ。 また、ご質問があれば遠慮無くご連絡くださいね。(^o^)
ゆったんさんⅡ(スローな時間♪)
☆過去記事「ゆったんさん」「フォトログ取材」で、ご紹介させていただきました、ゆったんさんと再び「撮影」にでかけ続編をしてみよう♪ということになり、「當麻寺」(桜)へ行くことになりましたぁ。(撮影4月11日、カメラはR10とLX3)
コンデジやデジ1を使ったデジタル撮影技法を中心に研究しますが、ゆったんさんは前回の撮影で、とむすけ流に慣れていただいたらしく、今回の撮影現場で積極的なご質問をいただけ、相互間の情報密度が加速いたしました感じです。
当然、仕事上の案件、不動産の話なども多岐にわたり、非常に密度の濃いコミュニケーションができ、今回のようなシチュエーションで晴天下でのんびりと過ごすといったような、非日常の「スローな時間♪」を、リラックスした時間を有意義に、かなり愉しめましたぁ~。
マインドがゆっくりしているわりには、非言語系の圧倒的な情報量でそこが非常に面白い味わい深い体験ですねっ。
當麻寺参道を、ゆっくり歩きます。目に止まったものはとりあえず撮影しておきます。
當麻寺の境内にて。実にのんびりとしたスローな時間が流れています。心のイライラや焦りとは無縁な、穏やかな時空間を味わいます。
當麻寺奥の院。左が広角マクロ撮影。右が普通の広角撮影。(カメラはリコーR10)表現の違いが分かりますかぁ~。
今時、こんな大きな鯉のぼりは珍しい、貴重ですよねぇ。
心地いいさわやかな風が吹いてくれて、鯉が泳ぐ様を撮らせていただけましたぁ。
當麻小学校のグランド。LX3で16:9の「桜の花」撮影ですが、広角マクロは実にいい自然な写りをみせてくれますねぇ。
←休憩は文晃堂さんで、中将餅をいただきましたぁ~。
みごとな石光寺のしだれ桜。 こんなワイドな被写体の時はLX3のアスペクト比16:9の撮影は非常に便利ですねぇ~。
←今日見た、たんぽぽの中で一番綺麗な群生を発見♪ゆったんさん熱心にマクロ撮影。「思ったように上手く撮れなくていいですから、その現場で、できるだけ思いつく表現をしておいてください。結果、シャッターを押す回数が増えるでしょ。その鍛錬というか、撮影トレーニングをしておくことが、本当にいい撮影条件の整った光景と出会えた、チャンスの時に傑作が撮れる確率が飛躍的に上がりますからねっ。 何でもそうでしょうけど、やはり、段階があるんです。種々の表現を知る→分かる→出来るということなんですねぇ~。」
最後は、二上山、雄岳右に落ちる夕日。空に露出をあわせ山肌を完全にシルエットに調節します。この場合マニュアル撮影のできるコンデジが必要なんですねっ。ゆったんさんに「マニュアル撮影」を、多少なりともご説明できましたでしょうかぁ。
←おまけ。二上神社口駅横の売店で見かけた、丁稚ようかん。350円をおみやげに購入。帰ってから、調べると御所(ごせ)櫛羅(くじら)にある木村食品工業さん製造。冷やして食べる甘さを抑えたライトな水ようかんでしたぁ。地元のマイナー、ローカルで安価な御菓子もまた、非常に楽しいものですね(^o^)
今回もご覧いただきまして、ありがとうございました。心より感謝いたします。m(_ _)m
春爛漫の『桜』(奈良公園・長谷寺)~その3~
☆今回のような撮影条件が与えられると、文化芸術系の風景写真をめざしてみたくなりますね。 何ら奇を衒わず、策を弄せず、風景写真の「王道」をいくような、オーソドックスでしかも、大勢の方々の心揺さぶり魅了するような、ごくごく自然な写真を撮れるようになりたいものです。
このソニーα700というAPS-Cサイズの撮像素子のデジ1での撮影では、とむすけの使用感は、だいたいA3サイズまでのプリント出力作品として鑑賞に堪えうる解像度や画質があると思いますが、それ以上のA2とかA1サイズ以上の大型プリントサイズ出力作品をめざすには、無理があり、少しでも大きい撮像素子の大きい解像度の高いカメラが欲しくなります。
とむすけ所有のαマウントレンズのレンズ資産からいくと、ソニーα700の上位機種のα900という35mmフルサイズの撮像素子カメラを購入するのが、現在、現実に可能な「最短距離」の範囲ですねっ。風景写真の「王道」をいくなら、とむすけにとって是非欲しいデジ1ではあります。(^o^)
あまり、脱線してはいけませんので~その3~奈良公園の鷺池周辺を、お楽しみいただきたいと思います。
←愉しそうに水彩で描いていらっしゃいますねぇ。ひと声かけて撮らせていただいています。 とむすけは、春爛漫の「桜」を、春爛漫感いっぱいの様を写真で描きます。ご覧のみなさまいかがでしょうかぁ~。次回、長谷寺編で終了です。つづく。
春爛漫の『桜』(奈良公園・長谷寺)~その2~
☆奈良へ「風景写真」を撮りに行くと、その撮影地には必ずと言っていいほど「奈良風景の撮影達人」がいらっしゃるんですねっ。
今回も、朝一で訪れた奈良奥山ドライブウエイ入口すぐの撮影スポット(前回の1枚目の写真)に、PENTAX645Ⅱ+ジッツオの三脚、それにミノルタα9で撮影をされているおじさんが、きさくに声をかけて来てくださったんですね。いつもでしたら、「なぁ、にぃちゃん奈良の○○の○○の写真撮ったことあるぅ~」みたいな、関西弁の会話から話が弾むことが多いのですが、今回はいつもと違うんですね。明らかに関東的なしやべり口の標準語で、地元の人にしか分からないような道と、撮影スポットを教えてくれるんですねぇ???
おじさんの愛用スクーターを見ると「練馬」ナンバー。20年来奈良の各地に通い詰めているという……。スクーターに乗って奈良まで来られているんです。(驚) 入江泰吉先生の影響が大きいのでしょう。奈良にはこのような写真愛好家やマニア、セミプロのおじさんが、奈良の各地にわんさかいらっしゃるんですねっ。
それほど、奈良は人々を魅了する風景や被写体、そうした光景が多いということなのでしょう。まぁ、とむすけも魅了されているその一人なのですが。撮影現場に出ると奈良写真愛好家の層は相当に厚いことが自然と伺い知れるはずです。
ですから、自分で傑作写真を撮れた!としても、やはり上には上の芸術的な追求をされていらっしゃる方(専門特化のような)が多数いらっしゃるのは間違いない事実ですので、ごく普通に「謙虚」にならざるをえない感じ(文化)なんですねっ。
また、とむすけの実感もそうなのですが、撮影スポットの環境は年々悪くなっているということです。人工物が増えて自然の風景写真にそぐわない状況になって来ています。「奈良風景の撮影達人」のみなさんもほぼ同じことを、撮影現場で撮影方法など話すときに語っていらっしゃいます。奈良で撮ってみたい、手元に残しておきたいと思う風景は、早めに写真に撮っておくことが、肝要かも知れませんね。
お待たせしました、それでは~その2~をご覧いただきましょう。
「春」はいいですねっ…。日本人特有の情感、季節感があり、何ともいえない趣のある風物、その象徴「桜」。 「春爛漫をどう表現するか?」なんて、非常にこざかしい、浅ましい考えだと思い知らされるほど、春の息吹に圧倒されますねぇ。
ここで気をつけないといけないことは、春の息吹に圧倒され「桜」を撮らされること。ひとつひとつの一期一会の光景にしっかりと対峙しつつ、そのどこの何に感動しているのか心で確認しながら、フレーミング(構図)で、その心を自然に表すことが大事なのでしょう。(^o^) つづく。
春爛漫の『桜』(奈良公園・長谷寺)
☆フォトログを始めて、フォトログ用にLX3 R10 GRDⅡの3台のコンデジ(コンパクトデジタル)を使うようになりました。コンデジだけでも相当に優れた写真が撮れることが、分かって来て、この機材の軽さは大変ありがたく後戻りするのがしんどい感じで、重いデジ1(デジタル1眼レフ)を持ち出すのが苦になる事態となっています。
まぁ、そんな軟弱ことではいけないので、今回はα700+標準ズーム16~105mm(24~157.5mm相当)+望遠ズーム70~200mmF2.8ミノルタ(105~300mm相当)をメインにして、サブにGRDⅡ+ワイコン(21mm相当広角)での撮影です。デジ1のレンズにはC-PL(サーキュラーピーエル)をつけて、光の乱反射を抑えています。
さらに、撮影にでかける時間が最近は昼前になっていて、撮影地に到着するのが13:00頃くらいからとなっていましたので、撮影時間が少なくて、種々変化のある撮影条件に対して応用がきかない状態ですので、これも反省し、改善。 原点にもどって、早朝、なんば発の奈良行き快速急行の1番電車(6:37発)で行くことにしました。撮影地が「奈良公園」(奈良奥山ドライブウエイ、二月堂、東大寺、鷺池周辺、そして移動して長谷寺へ)と「長谷寺」です。
撮影テーマは春爛漫の「桜」で、オーソドックスな定番風景を中心にまじめに撮影取材。撮影日が4月8日。お釈迦様のご生誕の日で、奈良の寺院各所でも種々の仏事が行われるようです。何故か、この日は「桜」が満開なる寺院が非常に多いんですよ。
奈良の、のどかで趣のある「うららかな春」を、みなさまに心地よくお届けしたい♪と思います。お好きな飲み物でも飲みながら、ごゆっくり、おくつろぎいただきながら、お楽しみいただけると幸いです。m(_ _)m
いかがでしょうかぁ~。 朝早く出ただけのことがありますねぇ。(苦笑)
一般的に、朝のやわらかい光は風景写真に向いています。今回、これだけ、撮影条件の整った被写体(桜)になる光景が与えられるのは、非常にありがたいですねっ。また、「桜」撮影に集中するのは数年ぶりです。何回かに分けて記事にしようと思います。(^o^) つづく。