頑張れ若者Ⅱ
☆すみません、ちょうど今、カメラの新製品情報が入って来て見ていたんですが、デジタルのフォーサーズ規格でよみがえった「オリンパスPEN」デザイン秀逸で、格好いい感じですよねぇ~。(最初から脱線して申し訳けないですm(_ _)m)
その昔は、オリンパスペンFT(ハーフサイズ1眼レフ)を、愉しみで持って広角から望遠の3本のレンズも揃えたりして使っていましたぁ~。機械式でメカニカルなところがくすぐられる素晴らしいカメラでしたぁ~。
その再来ですかぁ~。デジタル化されカメラとしての基本性能が非常に高い出来ぐあいであろうと想像します。 カメラ好きには、これは非常に楽しみですねっ。(^o^)
とはいっても、すぐには買えませんが、こういう新しい発想の製品が世に出ることはうれしいですね。
魅力のあるカメラが出てくれることは、大いにありがたいことです。
消費不況に対して、オリンパスのような大会社でも、長年にわたり研究し、その技術をふんだんに、このカメラに投入し、これまた社運をかけて世に問うというような迫力があります。
カメラ好きにはたまらないような製品が、各社から次々出てくるのですから、どれを選ぶか選択するのに困るくらいですから、消費者にすればうれしい選択の悩みですねっ。
不況期は、確かに、本当に、厳しいことですが、ある意味メーカーも威信をかけてすぐれた製品を出さないといけないので、裏をかえせば、日本の「技術革新」が進むというプラスの側面も、見逃せないと思います。
これは大手企業だけでなく、個人経営や、中小の零細企業も、その強みを活かした商売やすぐれた経営をする必要がありますよね。 特に若い方には頑張っていただきたいと思います。
(つづく)
頑張れ若者
☆今、はじめて自分のお店の開店めざし、実際に商売して軌道にのせるということは、かなりのハードルやリスクが伴います。安易なことはできなくなっています。非常に慎重にならざるをえない消費不況といわれる経済状況です。(あまり、不況という言葉は使いたくないですが)
その難しいハードルをも越え、それでも何とか夢を実現しようと若い方(30代)が必死に頑張る姿を見て、とむすけも自然と真剣にならざるを得ず、ギリギリの線で交渉して、テナントオーナーさんにご協力を求めます。
その意味合いをご理解いただけ、ご協力いただけるテナントオーナーさんには深く感謝していますが、現実のところ、協力度合いも、これまたいろいろなんです。 若者に理解があり、経営センスの高いテナントオーナーさんほど、ありがたいのはいうまでもありません。
当ブログをよくご覧いただいているご年配のみなさま方は、どちらかというと保守的な方が多く、昨今の政治の漂流感に対し非常に危惧されています。(とむすけもそうですけど)
しかし、まぁ、待ってください。
とむすけが取材している限りにおいて、未だ日の目をみない優秀な若者は沢山いらっしゃいますよ。
当オリーブ長屋の米ディさんやふくらすずめさんのような、次代を担う新しい概念の大変優秀な40代の経営者もいらっしゃいます。
ただ、日本は「嫉妬社会」といわれるような弱点、そうした傾向の精神性が挙げられるんですね。もっとも謙譲の美徳といわれるような、高度な奥ゆかしさを持たれる方々も実は多いのですが。
そうしたところは、アメリカ人のような成功者を祝福して、自らもそうした属性を身につけてチャレンジしようとするような精神性の方が、やはり、すぐれていると思います。
ですから、若い方がその潜在能力(天才性)を発揮しにくい状況なんですね。若くない方もそうでしょうけど。
とむすけもそうした状況は、非常によく分かっているつもりですので、そうして「縁」があるお客様には、せめてそうした潜在能力を遺憾なく発揮して、まずは身近なところから世界をかえていただけるような状況を、少しでも作っていきたいと思っているんですね♪
当社の不動産鑑定士顧問先生のように、可愛がって指導してくれる方々もいるということも知っておいてくださいね。
(つづく)
もう少し考えてみることにしましょう。
☆記事「大阪をこよなく愛する」で、少し書きましたが、前市長選で橋爪紳也さんの応援ボランティアを多少なりともしました。 が、これは1年半前のこと。
また、別の記事「政策活動を正当に評価」も書いたりしていますが、この記事も去年の12月のもので、すでに約6ヶ月経っています。(当ブログの右側の列の下のカテゴリーの「経済・政治・国際」のところ参照。)
この6ヶ月でも恐ろしいくらい変化、情報環境も激変し、非常に流動的な世の中になってきています。今の感覚で言えば1年半前は、かなり遠い昔のような感覚がします。5~6年前のような感じでしょうかぁ~。流行モノを追いかける気持ちのないとむすけでも、それほどの落差感があります。
過去の記録としての意味合いはあるかも知れませんが、記事そのものは陳腐化していてすでに使いものにはなりません。時事問題ですから当然ですけど。 また、その当時、さんざん悪口をいわれつつも世界の金融危機を止めた麻生首相も、その後の景気回復策等効果を出せず、その結果責任を問われる状況にあります。
政治は、どんな状況に置かれようと結果責任が問われる世界ですから、その舵とりや、金融政策の失敗の判定は非常に厳しいと思います。
情報環境の激変で情報発信すれば瞬時に世界中に情報が駆けめぐったりする時代ですから、情報化社会とは何か?考えざるを得ないですし、とむすけは、もともと、あまり興味のない世界(政治)ですが、日本の政治の漂流した感じが何とも気持ち悪く、どうも気になるんですね。
多方面からいろいろお声がかかるので、「これぇ、どうしようかなぁ~」と、考えているところなのですが、政治を多少なりとも学ぶためにも、橋爪さんの時のように、「ちょこっとお手伝いをしてみてもいいかなぁ~」と、思いはじめているところです。
もし、優秀な報道カメラマンなら、たとえばユージンスミスならどうするだろう?って考えますねっ。
やはり、マニフェストで正論を訴えかけていくことが王道と思います。
また、しがらみの少ない方がいいのかも知れません。(※この場合、サイコロを振って適当に決めることはありません。)
しばし悩むところですけれど、ここは慌てず、
もう少し考えてみることにしましょう。(^o^)
←おまけ。
蒸し暑いので爽やかにいきたいものです。雨の日のタチアオイ。
ブログ用の絵
☆とむすけの「絵」の先生が、当社の絵を描いてくれました。 とはいっても、とむすけが子供の頃よく「絵」を書きに連れて行ってくださったのですが、とむすけの絵の才能がなくあえなく撃沈・挫折した経緯があります。
実は先生といっても親戚のおじさんなんですが、本業以外に年間相当数の絵を描かれています。とむすけから見れば、どちらが本業か分からないくらい玄人はだしですね。 今回は久しぶりにブログのヘッダーに使う予定で1枚を描いていただきましたぁ。
下書きもなしにサインペンで直接どんどん描いていかれるのが特徴で、イスもないのに立ったまま2時間くらいでサインペンの線書きが出来上がりました。(驚)
いい風合いに仕上げていただきました。
とむすけが忙しかったので、色づけの現場を見ることが出来ずに、非常に残念でした。 色の表現(濃淡と色合わせ)と光と影の立体感表現のところの技法を見てみたいんですね。
そのことを話すと、「サインペンの線書きのコピーをとったものを再度コピー(画用紙に)してくれれば、再度現場で、色の表現、光と影の立体感表現を再現してみせてあげてもいいよ♪」という、ありがたいお言葉。
何らかのご参考になるなら、
こうした、感覚やセンスにかかわる
非言語系情報もできるだけ分かりやすく解き明かしていきたい!と思っています。
ご覧いただき、ありがとうございました(^o^)
大阪をこよなく愛する
☆大阪名物 (創元社刊)という本を2年くらい前に購入し、フル活用させていただいているので、元はすでにとれています(笑)が、いまだこれを越える大阪名物のガイドブックは出て来ていないのではないでしょうかぁ~。
それは、大阪名物の紹介エッセーの表現力が非常に豊かなことが挙げられます。各名物を心底紹介したいという、愉しくも熱い思いがのっている感じ。「名物」というテーマで、著者渾身の大阪紹介本であろうと思うんですねっ。それくらいの気迫が感じられます。
読者にすれば、その中から何点か、気になるものをピックアップして、実際にその大阪名物を買いに行くという基本的な構図がある、そういう想起を読者にさせる設計だと思うんですねっ。
これまた、とむすけもみなさんと同じで、まんまと著者の巧みな文章表現にのせられて(いい意味で)気になる名物を求めてお店まで足を運ぶことになります。実際に何点か買いに行って、「なるほどぉ~納得」と、唸らされる名物に出会うことができました。
もちろん、自分の好き嫌や著者の好き嫌いの違いもありますが、著者の思いに共感できる内容が多く大阪をこよなく愛していることが滲み出ています。
大阪をこよなく愛しているといえば、たとえば、橋爪紳也さん。(プロモーションビデオ)
大阪に関する著書多数あり、前の大阪市長選挙でどのようないきさつで立候補されたかわかりませんが、先輩の不動産会社専務の熱意で多少なりともボランティアでお手伝いさせていただきましたので、その印象は平たくいうと、大阪オタク(お叱りを受けそうですが)の学者さんですね。
この橋爪紳也さんは本当に大阪の街をこよなく愛しているし、大阪人を広く愛していることが十分に伝わりました。(^o^)
ただ、政治の世界は、駆け引きが強く非常に複雑な事情が絡む(組織戦)ので、残念ながら当選とはいきませんでしたが、初の市民派でマニフェストで知的に訴えかけた、その純粋性は担保された(傷つくことがない!)ことが、とむすけには非常にうれしく思いました。
そして、久々この新聞記事をみて、新たな役割で「大阪」と「上海」の架け橋をつくり、大阪の真の素晴らしさを、世界に発信されようとしていることが分かり、非常に嬉しい気持ちになりました。愛があり、使命があるとはこういうことという、いい見本かも知れません。あきらめないんですねっ。
形が変われど、基本的に使命に忠実なのでしょう。政治の専門家でもないのに立ち上がってみせていただいたことのまわりへの影響力は、計り知れないものがあります。
物理的には選挙で負けたようになっているけれど、本当の意味においては勝利しているのかも知れませんし。
たとえば、とむすけの知る著名な写真家では、奈良を愛する故入江泰吉先生。京都を愛する水野克比古先生がいらっしゃいますが、職業こそ違えども、この愛の思いは非常によく似ているように思います。
多少、脱線いたしましたが、
もとにもどりますが、
今日は、大阪名物に載っている記事で、実際にとむすけが、お店に行って購入し、感激した大阪名物を、喉を酷使されるであろう、大切なお客さまにぜひとも使っていただきたいと心を込め購入してきましたぁ~。
これは本物です。
この紹介記事に嘘偽りがないことは、とむすけが十分に承知しています。 とむすけが調べた限り、「水飴」というカテゴリーでは、恐らく日本一じゃないでしょうかぁ~。大阪一は確かですけれどもねっ。
まぁ、一度口にすれば、その意味が分かると思いますがぁ(^o^)
現代に必要な3点♪
☆当フォトログをはじめて1年が経過しましたが、ブロガーとして、そうした役割のとむすけの思うところは、(まぁ、ブログを発信しながら、徐々に分かってきたんですが…)
おそらく
次の3点が、非常に大事ではないかと思っています。
1情報化社会対応
2デフレ社会対応
3金融(お金)の正しい知識
新しい問題には新しい発想で♪対応するとは?その要にあるものは以上の3点のように思います。
「イノベーション」という言葉も何をどうイノベーションするのか?そうした問に答えるキーワードにもなるのではないかと思います。
ここでごく最近の事例(情報化社会対応)をひとつ。
当社管理駐車場に、何かなぁ~キャットフードみたいなものでしょう。猫がエサを食べていたんですねっ。 とむすけも個人的に犬猫嫌いではなく、どちらかというと好きな部類ですが、やはり困りますよね。
特に管理物件の敷地内となると、何らかの対応をせざるを得ないですし、近隣の王子神社さんや晴明神社さんでも、犬猫や鳩などの小動物のエサやりに困っていらっしゃるようですね。
実は毎年この時期にちょっと暑くなって来たときにそういう人がでて来るという法則があるんですけれどぉ。
梅雨間近で蒸し蒸しする状態でそれらを放置するということは、非常に公衆衛生的によくないわけですね。また、誰が掃除するんでしょう。エサをやる人が責任をもって掃除までするのでしょうかぁ~。そんなわけはないですからね。特にインフルエンザ等のウィルスが全世界的に流行って大変なときに、できるだけそういうことは避けたいわけですよ。
それが野良猫で、その後の糞害も、まぁまぁ、あるということですね。
思いつきや感情だけで、「犬猫かわいそぅ~」みたいな短絡的な行動は、今はおそらく通用しなくなって来ているのではないでしょうかぁ~。
世知辛い世の中になってしまって…。と、嘆かれるでもなく。
怒り心頭にきて、爆発されるでもなく…。
そこは、ご理解をいただきたいんですねっ。
本当に犬猫や小動物が好きならば、その野良犬猫を保護して自宅で飼って世話をしてあげてください。それができる条件にないのなら、安易な行動はやめられた方がいいと思います。
それでも、どうしても感情的に押さえきれない方は、お友達の愛犬や愛猫をかわいがらせてもらうことで、癒され満足されたらいかがでしょうかぁ~。
飼える条件にある方は、インターネットで「犬の飼い方」「猫の飼い方」など検索すれば、いくらでも基礎知識が学べますし、それをちゃんと実行すれば素晴らしい飼い主になられるはずです。
また、「野良猫エサやり」「エサやり 問題」とかで検索しても、いろんな議論がなされていて、条例が制定されているところもあったりします。そうしたことが分かります。
何がいいたいのか、お分かりになりますよね。
情報化社会では何か行動を起こす前には、事前にある程度の知識をいれておく必要があるのではないでしょうか。情報、知識が先行するという意味です。そうすることが、あたり前の前提になって来ていて、先例、事例から濃く学んでから、行動するようなマナーの必要がありそうなんですよね。
インターネットの浅い情報(気軽に知らないことを調べられるようになって来ているのは非常にいい)で分からないことは、信頼のおける専門家に智恵を授かるのが効率がいいですし、それを専門に勉強するのにどうすればいいのか専門家に教えてもらうのがいいと思います。
さらに、めまぐるしく変化する流動的な社会ですから、仕事などの一定のノウハウを短期間に獲得して、新しい境地を開拓することも場合によれば可能かも知れませんし、変化していく部分に関してはつぎつぎ脱皮し、学び続ける必要もあるかも知れませんねっ。
あくまでもHOWTOだけのことですけど、感覚やセンスといった非言語情報も情報化社会に対応する必要はあると思います。(^o^)
不動産イロハ講座 ・ 課外授業1
☆先日お知らせしました不動産イロハ講座の課外授業が始まりました。課外授業1として、大阪はJR八尾駅が最寄り(徒歩5分)の『安中新田会所跡』(やすなかしんでんかいしょあと)を、津田修身顧問先生と訪れ、とむすけが津田顧問よりレクチャーを受け勉強するという、大変ありがたい課外授業(社会見学)です。(^o^) (取材日6月5日)
JR八尾駅に正午ちょうど待ち合わせ。北口改札出たとことの駅舎壁に大きく立派なカンバンがありましたぁ~。
ポツポツと小雨が降り出して来ていますが、建物を中心とした風景も明るいめの曇天の方が強い影がでずに扱いやすいともいえますねっ。ザーザー降りでは困りますけど。
駅前のうどん屋さんで、昼食前にご用意いただいていた資料を広げて勉強。簡単にでもザッと事前に知識をいれ、帰ってから復習しておくように…。とのこと。
津田顧問のレクチャーの特徴は、ただ単純に歴史を学ぶというものではなく、先達のご努力から学びつつも、現代の不動産関連業に従事する私達がどう努力すればいいのか?どう貢献するのか?など、即、実践につながるリアル感があり、非常に大きな学びとなっています。
不動産鑑定士先生の中でも、日本建築の材(建材)すぐれた使い分けを知悉しておられる様子で、欄間や書院などの建築当時の木工細工の「粋」(お洒落なデザインや試み)を愉しまれたり、棟梁の心を偲のばれたりしておられます。そんな姿が、渋くまた格好いいんですねっ。
目的の「安中新田会所跡」に付く前に、周辺を回って実地調査。不動産鑑定士ならではの観点の調査で見て回ります。
これは通常の不動産屋の物件周辺を回っての調査とは多少意味合いや精度、見ているものの観点が違い非常に勉強になりました。
簡単にいうと、通常の不動産屋の観点は「実用的な観点」が中心ですが、不動産鑑定士の観点は「実用的な観点」と「実用的観点+知的な観点(不動産価値や資産価値)を掛け合わせたような感じのように思います。
そこが、勉強になるんですねっ。(^o^)
やはり、何十年もかけて、ある街の大きな「都市計画」のプロジェクト等、深くたずさわっていらっしゃったりしますから、当然といえば当然ですがぁ~。
古い町並みや建築物。寺社などにも立ち寄って、街の歴史や文化、特徴などをインプットされているようでした。(右の写真の右側の人物が津田顧問)
☆さて、今日の本題の安中新田会所ですが…。
残念ながら、中は撮影禁止でしたので写真はありませんが、津田顧問から投稿いただきましたので、ご紹介させていただきます。
安中新田会所を訪ねて
いまから約300年前、1704年(宝永元年)に世紀の大事業といわれる大和川の付替え工事が行われました。それまで幾たびも洪水の被害に悩まされてきた河内平野では、旧大和川河床を中心に安中新田や鴻池新田などの新田が開発されました。新田では稲作のほか綿花も大いに栽培されました。(大和川の付替えによりその後、新大和川の河口や大阪湾沿岸での新田開発が明治時代まで続きました。)
当時これら新田地主には有力な町人が多く、不在地主であったことから、「会所」を設けて支配人を任命し、農地・農道・水路の維持管理、年貢の徴収などにあたらせたということです。
植田家は代々、安中新田の管理を行う支配人をつとめており、現在の八尾市植松町の「旧植田家住宅」(建物は国登録有形文化財に登録)は、江戸後期より安中新田の管理を司る「会所」として使用されておりました。このほど会所の各建造物が、八尾市により江戸末期から明治期の姿に全般的な修復・復元工事が行われ、この5月6日より初めて一般に公開されております。
先日さっそく、㈱大阪屋専務取締役の清水房彦氏と同所を訪ねてみました。JR大和路線八尾駅近く、渋川神社境内付近のしっとりとした旧集落内に、真新しい漆喰壁と杉板塀に画されて、格式ある付近建物の中でもそれはひときわ堂々とした構えを見せておりました。約1500㎡の敷地に母屋や2棟の土蔵、表門、控舎(事務室)、庭園などで構成される見事なものでありました。なかでも木造2階建(延べ400㎡)の母屋は、桧・松材の堅牢重厚な柱・梁が随所に使用され建築当初の年代を感じさせるものでした。
また一転、座敷の本床・脇床・付書院の銘木造作は繊細でとても洗練されたものでした。この場でさまざまな寄り合いや折衝ごとがなされたであろう往時をしのびながら、また大和川付替えという大事業をされた先達の労苦に改めて思いを致しつつ、帰路につきました。
なお、大阪府下にあった新田会所の多くが失われており、屋敷地と建物が現存している貴重な歴史遺産として、八尾市指定文化財の建造物と史跡に指定されているとのことです。
参考資料:八尾市教委編集・発行パンフレット等。
内部は撮影禁止で残念でしたが、せめてと思い、安中新田会所の外観を撮影いたしましたので、ご覧いただければ幸いです。
向学心旺盛な、知的なおばさんたち2~3名くらいのグループが、静かに熱心に見学されていましたぁ。
TVなどで、あつかましい風の大阪のおばちゃんイメージを流したりしていますが、あれは一部の特殊事例であって、面白可笑しくデフォルメしていていることが分かります♪
今回もご覧いただきまして、ありがとうございました。できれば課外授業の「新田会所を訪ねて…」をシリーズでごらんいたけるようにしたいと思っています。
津田顧問よろしくお願いします。m(_ _)m
ゆったんさんと行く「京都」3
☆町屋写真館をあとにして、今日の目的は愉しく達成されましたぁので、あとは遊び、おまけ。みたいなものでしょうかぁ~。
せっかく、西陣まで来たのだから、「西陣で有名なカフェでカフェめしをしよう♪」ということになり、前日にインターネットでたまたま見た、銭湯を改造したカフェに行くことにしました。
銭湯を改造したカフェはかなり昔(11年前)、尾道で嫁さんと入ったことがあり、とても斬新だったことを覚えています。銭湯を改造したカフェはそれ以来でしょうかぁ~。
その名は、「さらさ西陣」さん。
ゆったんさんが、サンドイッチ系を頼んだので、とむすけは、ごはん系の日替わりプレート。(鶏と満願寺のゆずこしょう炒め) これにグレープフルーツジュースをつけて900円でした。確かにカフェだけあって、癒し感、スロー感があり、いい雰囲気を醸していますねぇ。
銭湯を改造しているから、独特のタイルデザインが印象的です。この空間の雰囲気が高付加価値を生んでいる印象です。
この雰囲気伝わりますかねっ。
おかげで、長時間ゆったんさんといろんな話ができました。
とむすけの考えでは、こうしたカフェのゆっくりとした時間が流れる中で、文化芸術系のサロンとしての利用はとても有効ではないかと思います。 また、個性あるカフェそのものが、現代ではそうした役割をになっているのかもしれませんねぇ~。
それにしても面白い空間です。 この近所に来たら一見の価値は十分にありますねっ。 タイルの色やデザインが個性的で、その面積が大きいので、少し間違えればサイケデリックすぎて、空間に落ち着きがなくなるリスクもありそうですが、うまく、バランスを保っているようですねっ。
※もちろん、撮影許可、ブログ掲載許可をいただいています。
☆その後、帰りにたまたま偶然ですが、西陣の「たんきり飴」さんを発見して即購入。昔、写真雑誌で見た写真のカンバンが掲げてあって、うれしくなりましたぁ。
この飴、結構素朴系でいけますね。
手軽な、おみやげ等に使える感じですねぇ~。
さらに帰り道で、「この辺(今出川のパン屋さん激戦区通り)を通るときには、必ずここのあんぱんを購入して帰ること♪」と、うちの嫁さん御用達のお店。
以前は10時と3時だけの個数限定販売でしたが、今は多少値段が上がり、常時あるようになったので、予約なしで購入でき、助かります。和菓子みたいな上品なあんぱんが魅力です。(小倉、よもぎ、焼き餅風の三種あり。1個157円内税)
ゆったんさんは、サッカー観戦がお好きなようなので、京都市内では白峯神宮でしょうかぁ。ちゃんと参拝されてましたぁ~。
蹴鞠(けまり)に対して、蹴鞠をするフィールド(グランド?)を蹴庭(けにわ)っていうのでしょうかぁ。(^o^)
今回は3回にわけて、ブログに記事を掲載しました。 長文のところ、ご覧頂きありがとうございましたぁ~。m(_ _)m
ゆったんさんと行く「京都」2
☆ゆったんさんと、出町柳からレンタサイクルでひたすら西へ約20分。京都ならでは空気感を味わい、○○今出川という交差点の名称をひとつひとつ確認しながら、「西陣」といわれるところまで行きます。
今回、「町屋写真館」をご案内いただいたのは、水野壬記子さん。水野克比古先生の奥様でいらっしゃいます。ゆったんさんと、とむすけと、あと、もう一組のお客様だけで、ほぼ貸し切り状態で、京都の町屋のギャラリーで水野先生の作品を鑑賞させていただくのは、非常に感激ものです。
その作品のひとつひとつが、京都の「風景」が凝縮され高次元に昇華されているというのでしょうかぁ~。うゎぁ~これは、すごぅう~いぃ!って、感嘆の連続でした。
「心象の京都」という、最新刊の写真集をベースに構成された写真が展示されてあり、とむすけの稚拙で雑多な質問にも、奥様はとても丁寧におこたえいただいて、ありがたかったです。
特に興味深かったのは、坪庭などの写真を撮る工程は、水野先生の奥様中心に秀比古さん、歌夕さんと、ご一家総出で、坪庭の清掃や助手、照明を手伝って作られていることでしたぁ。
たとえば、坪庭もたくさん撮影取材すると図鑑的で無機質な感じになりがちになるのではないかと思いますが、どこかほんのりとあたたかみがあるというか、心配りが繊細に、愛情もって撮影されて来られたのではないかと思います。
また、水野先生ご一家は、どなたも「写真家」であること。 奥様も写真を撮られるということでしたから、撮影技術はもとより、その精神性や付随する仕事の知識など、みなさんがあうんの呼吸でお仕事をされていらっしゃるのでしょう。それは膨大な数の写真集がつぎつぎ発表されている事実から、素人のとむすけでも「なるほど…」と、容易に読みとれます。
水野克比古先生は、大徳寺に撮影に出かけられていらっしゃるらしく、お会いし、お話を伺うことはできませんでしたが、「心象の京都」(写真集最新刊)をよろこんで購入させていただきました。「心象」という芸術性尺度が突出したテーマ自選の84点は、水野克比古先生が大切に温めてこれらた集大成ともいえる作品ではないでしょうかぁ。
作品をひとつひとつ、ゆっくり、じっくり、鑑賞させていただこうと思います。 中にはとむすけが知りうる撮影スポットも何点かあるのですが、実際そこに行ってもその風景はこのような表情を見せてくれることはまずありません。 何十年に1度だけの表情かもしれないし、何百年に1度かも知れません。
それほど貴重な一期一会の奇跡的な「心象風景」を長年にわたり追求されて来られ、四季にわたって編み込まれた渾身の作品群に圧倒されながらも、とむすけは、どうか「私もこのような表情の風景に出会わせてください」と祈りに似た真摯な気持ちにさせていただけます。
「心象の京都」のおもて表紙に使われている「惜春」という、叙情的に美しい作品。龍安寺の鏡容池での撮影。
この「心象の京都」写真集の感想を書いて、水野克比古先生に教えを請いたいと思います。特にマインド、精神性のところをお聞きしたいです。その際はどうかよろしくお願いします。m(_ _)m (興奮冷めやらない感じですが、お許しください)
※写真は町屋写真館内部の写真。撮影許可をいただけたところのみ掲載。
(つづく)
ゆったんさんと行く「京都」1
☆横濱出身のゆったんさんは、以前、横濱からよく京都へ旅行に来られていたとか。でしたら、奈良ばかりでなく「京都」に撮影をしに行きましょうかぁ♪ということになり、京都は西陣へ行ってまいりました。(6月3日)
大阪に来られて3年ですが、まだ、京阪電車に乗られたことがないので「乗ってみたい」と言われていましたので、天王寺(地下鉄御堂筋線)→淀屋橋(京阪)→出町柳というコースを設定。インターネットの「乗り換え案内」で検索一発。料金や時間、コースが3~4出てきて非常に簡単に調べられるようになりましたぁ。 約束の目的地に到着する時間から逆算して計画が立てられるのは便利ですねっ。
そこから、レンタサイクルで、ひたすら西へ20分くらい。
低予算の1~2名で撮影、記事を執筆するライターがよく使われる取材方法の応用ですねっ。京都市内はいろいろありますから、自転車でまわるのが非常に効率がいいんですねっ。
レンタサイクルは出町柳のかりおんさんが1日300円でダントツにリーズナブルな感じ。(保証金2000円はいりますが、自転車返却時に全額もどります) JR京都駅でレンタサイクルを利用したときは確か1500円くらいしたような覚えがありますからね。お得です。出町柳駅6番出口タクシーのりば横。
横濱出身のゆったんさんは、「乗鉄系」(のりてつけい)なところがあり、鉄道旅がお好きなようです。はじめて乗られた京阪電車の特急で注目されたのが、これ。
多岐にわたり、いろんな話をいたしましたぁ~。
特に文化的な話が多いですねっ。
そして、テレビカー 。(レトロ特急としてわざと残しておけばいいと思うのですがぁ。)
すごいこんな歴史があるなんて、とむすけも全然知りませんでした。
☆そして今回、ゆったんさんと、とむすけが向かった先がココ。
京都の風景写真の第一人者の水野克比古先生の町屋写真館です。
とむすけは、まえまえから、町屋写真館を訪れたかったんですねぇ~。ようやく、その機会をいただいた感じです。(^o^)
(つづく)