富国創造論 読んだぁ?

6月 - 07 2010 | By

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☆今、二宮尊徳先生、渋沢栄一先生、上杉鷹山先生の霊言をじっくり読ませていただいているんですが、そうした経済偉人の先生方がこの日本がどのように見ているのか、非常に興味津々だったのですが、「ああ、やっぱりそうかぁ…」というのが本音です。

 これが理解できずに、日本はタイタニックにように沈んでしまうのか。
 確かに岐路にあると思います。 

 新しい国づくりにあわせて、富国創造の「資本主義精神」「マネジメントの思想」を少しでも多くの方々に読んでいただきたいと切に願います。

 P17~18 二宮尊徳先生(抜粋)

 

 ソ連邦という社会主義国家が崩壊して、資本主義・自由主義の側が勝ったはずだ。

 順序から言えば、次は社会主義大国・中国が崩壊せねばならんところを、中国が少なくとも経済面において資本主義の精神を取り入れ、国家運営をシフトしたために、まだ崩壊せずにいる。

 逆に、今、最後の“社会主義大国”としての日本が崩壊しつつあるように思う。

 あなたがたは、「日本は自由主義・資本主義の国だ」と思っているかもしれない。

 まぁ、そういう面もあるかも知れないけども、私の目からは、「日本は社会主義の理想である最終ユートピアの完成を目指した国であった」と見えるね。
 
 それが二〇〇〇年代に滅びようとしているように思う。

 お隣の中国が資本主義化へとポイントを切り替えたのに対して、日本は、あくまでも社会主義の道を完成させるほうに向かっていったように思う。

 それが、一九九〇代の「バブル潰し」や、「ゆとり教育」であっただろうし、二〇〇〇年代においても、IT産業等のバブル化を懸念して、それを潰した。

 また、昨今のマスコミ等にも、貧困を喜ぶかのごとき思想が蔓延し、またしても、富を憎み、豊かさを憎み、利得を憎む心が広がっていると思う。

 「その結果、どうなるか」ということだけれども、「働らかなくても国家が食べさせてくれる国を目指している」と言わざるをえない。

 これは、社会主義、そして社会主義の最終のかたちである共産主義の理想を目指しているとしかいえないと思う。

 あなたがたは、今、政策づくりで難儀していると思うけれど、政府のほうも、

 「六十五歳を過ぎたら、国家が国民全員の老後の面倒を見てくれる社会」をつくろうとして、それができなくなって苦しんでいる。あたり前のことだね。

 それが共産主義なんだよ。完全な共産主義社会であり、かつ全体主義社会だ。

 国家が個人の晩年をすべて支配でき、管理でき、食べさせていけるような社会ができたならば、完全な全体主義が成立するんだよ。

 各人の努力や、その蓄積、貢献などは関係なく、晩年、誰もがユートピアのごとく繁栄を享受し、楽ができる。死ぬまで不安もなく病院に通え、生活に困難もなく、国がすべての面倒を見てくれる。

 これは、もう、マルクスが地獄から天国の最上段階まで昇ってしまうような革命的世界だろうね。

 今、これが成功しないで滅びようとしている。 正しい方向なんだ。 そうでなければいけないんだよ。

 ※追記 菅と仙谷は利益=悪と考えていて小鳩よりたちが悪いということなので、ますます景気が…。それなりの対策を打たれますように。

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