NHK「龍馬伝」は階級闘争・格差批判のプロパガンダか

3月 - 20 2010 | By

幸福実現党、黒川白雲政調会長のブログに、

 3/14 NHK「龍馬伝」は階級闘争・格差批判のプロパガンダか

 3/16 小沢独裁が民主主義を崩壊させる

 3/19 家族解体から日本を守る

 という、非常に分かりやすい記事が掲載されていましたので、ひとつづつ順に掲載させて頂きます。

 この分かり易さというのは、黒川白雲政調会長さんが諸問題をいろいろと考えぬかれて、「これは読者にとって有益な情報だなぁ~」とか「国民にぜひ知っていただきたい事実である」とか、知的に真摯に情報発信していただいています。

 とむすけもただのイケイケドンドンで応援するのではなく、そこは知らないところは少しずつでも、考え、心を通して学んでいきたいと思います。

 3/14 NHK「龍馬伝」は階級闘争・格差批判のプロパガンダか

 私は、坂本龍馬先生を心から尊敬しており、毎週、『龍馬伝』を見ておりますが、ドラマとしては面白いと思いますが、いつも残念に思うことは『龍馬伝』が左傾化したNHKの階級闘争、格差批判といった左翼プロパガンダとして使われているのではないかという疑念です。

  本日の『龍馬伝』も、「上士vs.下士」という構図で描かれていましたが、「明治維新」という「国難打破から近代国家へ」という国家の大パラダイムシフトを、単なる「上士vs.下士」という「階級闘争(階級間の恨み)」の枠組に矮小化し、明治維新が「共産主義革命」だったかのようなすり替えがなされているような気がしてなりません。

  岩崎弥太郎が、必要以上に貧乏で汚く描かれているのも、「貧困問題」を象徴させると共に、大財閥の創業者を貶める意図さえ感じられます。

  『龍馬降臨』(幸福の科学出版)で、坂本龍馬霊は次のように述べ、『龍馬伝』の描き方にやや不快感を示されています。

  でも、あの「龍馬伝」の岩崎弥太郎って、なんか、すごい悪人に描えがかれとるらしいじゃないか。ええやつやったぞ、もうちょっと(会場笑)。あれは間違っとる。そんなに悪い男でなかったぞ。岩崎弥太郎は、かわいい、ええやつやったぞ。

  あれ、ちょっといかんな。間違っとる。

  資本家を憎んどる証拠だ、あれ。

  NHKは、もう、共産党に乗っ取られとるんとちゃうか。社民党か。

  まあ、知らんが、もうちょっとええ男やったぞ。

  これまで民主党は格差批判キャンペーンを行い、「小泉改革によって生じた格差是正」を掲げて来ました。

  日本人の「格差=悪」という根強いステレオタイプな図式は、マルクス主義的な「階級闘争史観」と「時代劇」から生じているのではないでしょうか。

   『龍馬伝』や『水戸黄門』等を見ていると、上士や代官、大商人、庄屋が出てくると、間違いなく「悪人」です

   「金持ち=悪」「貧乏人=善」といった唯物論的な単純な見方が、日本伝統の「時代劇」とマルクス主義によって、日本人の心に澱のように積み重なり、「格差批判」に繋がっているように思います。

  実際には、金持ちだろうと、そうでなかろうと、善人もいれば、悪人もいます。

  鳩山首相の言動を見ていると、「ああ、この人は、本当に大企業を憎んでいるんだなあ」ということが分かります。

  例えば、鳩山首相は、共産党の志位委員長と会談し、志位氏が「大企業の内部留保が日本経済の成長力を損なっている」と指摘したことに対して、鳩山首相が「内部留保に適正な課税を行うことも検討してみたい」と答えました。

  鳩山首相からは、「大企業」の利益から、がっぽりと税金を奪い、国民にばらまきたいという「共産主義」的発想を感じます。

  鳩山首相は、金持ちや大企業を憎んでいることが自明ですが、それは日本有数の「金持ち」である罪悪感から来ているのではないでしょうか(いわゆる「ボンボン左翼」)。

  政治は「貧困」の解消に全力で取り組むべきですが、その解決手法は単純な「格差是正(所得の再分配)」ではなく、「経済成長・経済発展」であるべきです。

  ここに幸福実現党の「経済成長主義」「繁栄主義」の考え方の根本があります。

 

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