小沢独裁が民主主義を崩壊させる
☆幸福実現党、黒川白雲政調会長のブログを連続で3点掲載させていただきますが、その2点目です。 なるほど、近代民主主義の原点が、アメリカに渡った清教徒にあったんですね。
3/16 小沢独裁が民主主義を崩壊させる
私たち日本人は「民主主義」を「投票型民主主義」のことだと教えられ、「多数決こそ民主主義」と思いがちです。
政治の理想や崇高さを否定し、ただ「数の原理」だけを追及していくならば、そこに生まれるのは「パンとサーカス」という「愚民政治」です。
小沢国家主席を中心とする民主党議員は、「子ども手当」「農家の戸別所得補償」等の「バラマキ(パン)」と、「事業仕分け」などの「パフォーマンス(サーカス)」で票集めすることが「政治」だと思っているようです。
小沢氏の政治哲学は「数こそ力」です。田角栄氏の「数こそ力」と言う哲学を、ストレートに踏襲しているのです。
小沢氏は「いかに金や利権を分配し、票に変えていくか」という「政治屋」の仕事をもって、「政治家の仕事」だと思っているのです。
「幹事長室への陳情の一本化」「官僚権限の取り上げ」等は、彼の究極の「政治屋」としての理想の権力体制(全権掌握体制)でありましょう。
小沢氏は行政刷新会議の事業仕分けワーキンググループから、新人議員を引き揚げ、選挙活動に向かわせましたが、小沢氏にとって配下の「政治家」は単なる「票集めの機械」に過ぎないのです。
「議員立法」が禁止されている民主党議員は、ただただ「票集め」だけに奔走し、理想を失い、ひたすらに、一途に金権政治・利権政治・バラマキ政治・パフォーマンス政治を繰り返し、日本を「衆愚政」という最悪の政治体制へと転落させていこうとしています。
民主主義は優れた人々が、理想実現の下に力を合わせて努力し、理想社会を築かんとするときにこそ、最大の成果を上げます。
小沢氏のような欲得に乗じた「多数決型民主主義」の政治が続けば、日本の政治は「衆愚政治」「独裁政治」「全体主義」に堕し、民主主義政治は必ず崩壊していきます。
民主主義の源流は、メイフラワー号でアメリカに渡った清教徒たちの思想に始まります。
彼らは「神の子」としての使命に燃え、神の理想とされる「新世界」をアメリカにつくろうとし、建国を果たしました。
民主主義は、その発祥において、「宗教的基盤」「道徳的基盤」「精神的基盤」「倫理的基盤」が確固としてあったのです。
民主主義は一人一人の才能を最大限に開花させるという素晴らしい面を持っています。
この「繁栄主義」とも言い換えることができる民主主義は、その方向性が極めて重要です。
今、日本の「民主主義」は崩壊しかかっています。
日本はもう一度、原点に立ち帰って、「真なる民主主義」を打ち建てるべき時を迎えています。
その方向性こそ、究極の理想を掲げ、人々が力を合わせて努力をなしていくことにあるのです。
ケネディ元大統領が「あなたの国家があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたがあなたの国家のために何ができるかを問おうではないか」と訴えた精神にこそ、民主主義の本道があるのです。
今こそ、「神の理想」を地上に実現し、「神の国」を建設するという理想の下に「民主主義は最大の開花を迎える」という「民主主義の原点」を振り返ってみるべき時ではないでしょうか。