なぜ、宗教が大切か?
☆幸福実現党 黒川白雲政調会長のブログから、2/5 「新しい国創り」へ――『龍馬降臨』 2/12 この国の歴史を誇りたい。 を、読んで「なぜ、宗教が必要か?」「善悪の基準」について、ちょっとだけ考えてみました。(^o^)
■2/5 「新しい国創り」へ――『龍馬降臨』
本日、2月5日、全国書店にて『龍馬降臨』(幸福の科学出版、大川隆法総裁の霊言を収録した書籍)が発刊となりました。
今、大河ドラマの「龍馬伝」が人気ですが、今ほど、時代が坂本龍馬を求めている時はないのではないでしょうか。
坂本龍馬先生は、生前、明るく、楽しく、優しいお人柄で、同時に高い先見力と知恵に満ちておられました。
私も、質問者の一人として公開霊言に立たせて頂き、坂本龍馬先生の人間的魅力と「常識破壊」的な縦横無尽な知恵に魅了され、大きな志と気概、指針を頂きました。
私の「二十一世紀の日本の使命とは?」という質問に対して、坂本龍馬先生はこのようにお答えくださいました。
「今、十億人ぐらいは飢えとる」という話だ。
まあ、よう知らんけども、あんたらの街宣によれば、そういうことだから、十億人の飢えてる人たちが食っていけるようにして、もっと豊かな世界をつくらないかんのだろう?だけど、欧米は、その使命を果たしていないんだろ?だから、その使命を日本が果たすんだ。
その使命を果たすためには、まず、その基礎になるもんが要る。
基礎になるものは何だ?思想だな。
思想を共有することによって、人々は、その方向に、努力して向かっていくんだ。
日本が発信する思想を外国に輸出して、外国が日本を見習っていくようにする。
そちらのほうに導いていく。それは、おっきな、おっきな理想だ。」
日本は戦後、「坂上の雲」の時代を駆け上り、見事、高度成長期に突入しましたが、世界のトップに並び、雲の中に入った瞬間、そこには一面霧のような視界ゼロの世界に入り込み、「失われた二十年」を送って参りました。
なぜ、日本は「欧米に追いつく」という目標を達成した途端、迷走が始まったのでしょうか?
それは、日本が「経済大国化」の次なる「坂上の雲」を目指さなかったからではないでしょうか。
日本は「経済大国」になること以上の国家的目標を見出せなかったのではないでしょうか。
私は、龍馬先生のお答えを拝聴し、日本は経済的にもGDP№1を目指すと共に、「精神大国」「思想大国」となることを目指さんと決意致しました。
歴史を見れば、持続する文明は、いずれも、必ず「精神的高み」「宗教的高み」を有しています。
政治的覇権、経済的覇権、軍事的覇権だけでは、長く世界のリーダーとなることはできません。
アメリカも「自由」「民主」「繁栄」の促進といったプロテスタント的精神を国家の支柱としているからこそ、自由主義陣営の中核として求心力を保っているのです。
逆に、中国のような共産主義国家には「思想的高み」「精神的高み」は一切見られません。
「精神文化」が低いことが、共産主義国家の特徴です。
最近、中国は日本を含む世界の大学に「孔子学院」なるプロパガンダ機関を作っていますが、儒教的思想を有する機関ではありません。
中国は元来、精神文化の高みも有した国でしたが、「文化大革命」で、伝統、思想、宗教等を一切消し去りました。日本の方が中国の文化、文献が残っている程です。
「保守」の立場として許せないことは、「共産主義革命」は過去の伝統や文化を一切消し去ることにあります。
国民の思想、精神、信教の自由を抑圧することで、共産党一党支配を維持しようとしているのです。
なぜ、中国のような全体主義国家で、大規模な反乱が起こらないのか?
経済的自由化が進んでも、民主化運動が大きくならないのか?
それは、中国人民は思想統制がなされており、人民は「利益」には目覚めたけれども、「自由」や「民主主義」に目覚めるに至ってはいないからです。
そして"世界最強の組織"と言われる中国共産党が何よりも、最も恐れているものが一つあります。
それが「宗教」であります。
中国では、「文化大革命」以降、宗教弾圧が徹底的になされています。特に、チベット仏教や法輪功の大弾圧、拷問は徹底したものが見られます。
それは、中国共産党が「宗教」を恐れていることの裏返しなのです。
「人間機械論」を主張する唯物論社会、無神論社会を根底から打ち壊すのが「宗教」なのです。
先日、ご報告しましたように、北海道の空知太神社違憲訴訟で「政教分離」の徹底を求めて、公有地上の「神社の撤去」を求めた原告が「日本共産党」関係者でした。
マルクスは「宗教は阿片である」と語っていますが、共産主義を崩壊させる最大の脅威が「信教の自由」であることを直観的に分かっていたのでしょう。
幸福実現党は、中国の民主化を成し遂げ、中国人民を解放すると共に、アジアや世界の人々に平和と繁栄をもたらし、「飢え」や「貧困」をなくすことを日本の国家目標として参りたいと思います。
それは単に「貧困国」にお金や物を与えるのではなく、思想や文化、知識や技術によって、各国の「自立」と「繁栄」を実現する、そうした「新しい繁栄」のリーダー国となることを目指して参ります。
■2/12 この国の歴史を誇りたい
昨日は、建国記念日で、幸福実現党も、全国で大会や街宣活動などを行い、私もやない筆勝総務会長と共に、都内数カ所で街宣活動を行いました。
昨日の産経新聞社説「建国記念の日 神話が生きる国誇りたい」に、次のような主張が掲載されています。
《この歴史に、国民はもっと誇りを持ってよいのではないか。
その誇りがひいては、日本の国を愛し、日本の伝統文化や国語を大切にする心を養うことにもつながるだろう。》
中国の「文化大革命」に象徴されるように、共産主義は、過去の伝統・文化・歴史を思想的・物理的に破壊します。
マルクス史観(進歩史観)は、過去と現在を完全に否定し、「過去と断絶した未来」のみを肯定するからです。
日本は戦前までは「暗黒の時代」であり、「全て間違っていた」という考え方が、日教組教育や共産主義者の主張に見られます。
幸福実現党が問題視している空知太神社違憲訴訟の原告は、共産党から市長選に立候補した方で、戦前の政治と宗教の結びつきに対する強烈なアンチイデオロギーが見られます。
私は戦前が「全て正しかった」とは思っておりませんが、戦前の「全てが間違っていた」とする考え方は極論であり、ここから日本の伝統・文化・歴史が全面否定され、宗教や道徳、価値観や規範の崩壊が起こっているのです。
神々の神話の時代、聖徳太子の時代に始まり、明治維新、急速な近代化、そして戦後の高度成長に至るまで、数多くの偉人、賢人、そして無名の先人達の計り知れないご尽力があってこそ、現在の素晴らしい日本があるのです。
「建国記念日」とは、そうした日本の歴史に思いを馳せる日であるべきでしょう。
毛沢東、スターリン、金正日、ポルポトを始めとする共産主義者達が、なぜかくも残虐、残忍、冷酷であり、簡単に大量虐殺ができるのか?
それは、共産主義思想には「精神的な欠陥」があるからです。
過去の歴史・伝統・文化を否定し、そのために宗教・思想・道徳を弾圧すれば、人格形成に必ず「大きな歪み」が生じます。
空知太神社訴訟に象徴されるように、共産党や左翼勢力は宗教弾圧、「信教の自由」の迫害を進めようとしております。
更に、民主党の支持母体である日教組がまたぞろ復活し、道徳教育は「価値観の押しつけ」「戦前の復活」だと反対しています。
本年1月、山口県教育委員会が郷土の偉人、吉田松陰を公立小中学校の授業で取り上げるよう推奨したのに対し、日教組は「価値観の押しつけ」「個人崇拝は公教育としてはふさわしくない」と反対しています。(1月18日 産経新聞「郷土の偉人、学べない? 吉田松陰、米内光政…一部教員クレーム」)
偉人教育さえ、「偏向教育」とする価値観教育の拒絶に、共産主義の本質がよく表れています。
幸福実現党は「真なる保守政党」として、伝統・文化・歴史を尊重し、左翼勢力から宗教や道徳、価値観教育を守ります。 (以上)
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現在、唯物国家、中国共産党はパキスタン、北朝鮮、イランと、地下でつながっていることは、軍事専門家の中では当たり前の常識ですが、
そうした唯物国家に対し、日本は自由主義陣営の一員として、自由主義陣営の国々とスクラムを組みつつ、中国の民主化を促していく必要があります。
ごくごく普通にお考えいただきたいのですが、左翼勢力、唯物国家を指導する神や仏はないはずです。善悪二元論的に考えると、そちらは悪魔が指導しているということがいえると思います。
ですから、そのような独裁国家は、民主化を目指すリーダーが出てもほとんど粛正されて殺されてしまっています。(ネット上で調べてもいっぱい出てきますよ)
これが恐ろしい現実ですが、みなさまはご存じでしょうかぁ。(左傾マスコミはひたすら隠します)
唯物の共産党は宗教弾圧をするので、それは悪魔=人類のガン細胞かも知れません。
唯物国家が地球を覆い支配するようになれば、それこそ、核兵器で人類が滅びるか、また、天変地異続発で滅びるか、おそらく過去の預言者の預言どおりの悲惨な結果になってしまうはずです。(主エルカンタレーが最終決定される)
ですから、霊的価値観のある宗教は大切なんですよ。
あなた様は、どちらを選びますかぁ?
そうした、目に見えないところでの「魔」との戦いが厳然として続いているということです。
ただ、邪教は邪教でややこしいので気をつける必要はありますが、唯物ガチガチ思想とくらべると、まだましかも知れません。
ですから、宗教は大切であると思うんですね。 (とむすけ)