「ヘルメス思想」の謎
☆なるほどねぇ~。「ヘルメス思想」の謎についても、タブーなしで、みごと解き明かしてくださるんですかぁ~。イエズズ会との関わりもねぇ~。少しは、勉強しないといけませんね。 ヘラトリさん、幸福の科学・小林早賢大学長、連日ありがとう m(_ _)m
これは地球人類のために、必要な宗教知識ですので、どんどん真実を解き明かしてください!よろしくお願いします。
世界の目を醒ます・!
ヘラトリ・トピックス〔第59号〕 その1
『帰ってきた“ダ・ヴィンチ・コード”にひと言』
おはようございます!
今回も、幸福の科学・小林早賢大学長にご寄稿頂きました。
2分割にてお届けいたします。後半最後に設けた質問コーナーは、大学長によるお答が頂けます!
個人対応させて頂きますので、詳しくは全文(特に後半部分)をお読み下さい。編集部
連日になって、申し訳ありません。
このテーマについては、今回、取り上げないつもりでいたのですが、この週末にかけて、読売、朝日等、主要紙が次々と、『ダ・ヴィンチ・コード』に次ぐ新作を出した著者、ダン・ブラウンの単独インタビューを掲載したことや、何より、4年前、渋谷精舎が落慶したときに、
その後100回以上続くようになった「七の日講話」の初回にこのテーマを取り上げて、
第2回には、『ダ・ヴィンチ・コード』の次回作について、かなり踏み込んだ発言をしたため、一時、このテーマが、ほとんど私の代名詞のようになってしまったので、あれから四年たって、ようやく新作が出た今、やはり何らかの総括をしなければならないだろうと思い、このテーマに取り組むことにしました。
と言っても、幸福の科学の内部向けの話に留まるつもりはありません。
ダ・ヴィンチ・コードというのは、世の中では、“esoteric”(秘教)というジャンルに属しますが、実は、「幸福の科学こそが、この「秘教」の本流に当たるのだ」ということを、多くの方に知っていただきたくて、今回はペンを取りました。
最近でこそ、「六つのタイプの宇宙人の霊言」とか、「マニ教を創った人の霊言」とか、
「マイトレーヤー如来の霊言」とか、「レムリアの真実」という霊言を収録しているので、
(いずれも近々開示予定~esotericファンであれば、ゾクゾク来ますでしょ!)、
外から見たイメージが、少し変わりつつあるかと思いますが、
今まで外部にはあまり公開していなかったものの、世界で今、esotericが一番芳醇(ほうじゅん)なのは、実は、幸福の科学なのですね。
その証明も、今回は兼ねてやってみたいと思います。
さて、『ダ・ヴィンチ・コード』とは、ご存じ、数年前に全世界で八千万部以上売れた大ベストセラーで、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵に隠された「マグダラのマリア」(イエスの内縁の妻)の秘密を追うサスペンス小説でした。
当時、2006年3月は、映画化された作品のゴールデンウイーク公開を目前に控えた、
ブームの絶頂期で、アメリカでは、その次の次回作の「当てっこ」がブームになるくらいのフィーバーぶりで、
本編の小説が、まだ発刊されてもいないのに、その解説本が先に出るという熱狂状態。
そして、次回作自体も、早ければ、その年の10月には発刊される(著者ダン・ブラウンの弁)と言われていたのです。
ところが、それから三年以上たっても、ダン・ブラウンの新作は一向に発刊されず、
しかもその間、「彼が昔著した本を復刻して繋ぐ」という異常事態が続きながら、
いつしか人々の記憶の中から、ダン・ブラウンが消えかけていたのです。
それが突然、去年の12月になって、英語版原書が発刊され、
先日3/3に、日本語翻訳版が出て、主要紙の全面広告を飾りました。
この4年間、一体、何があったのでしょう?その謎解きも兼ねて、4年前には私も明かさなかった秘密を織り交ぜながら、本題に入りたいと思います。
当時、次回作の話題がピークに昇った頃に、発行元から、次回作のタイトルの発表がありました。
題して、『The Solomon Key』(ソロモンの鍵)。
ところが、今回の作品の名前は、
『The Lost Symbol』(ロスト・シンボル)主人公も舞台(アメリカの首都ワシントンD.C.)も、予告どおりだったのに、タイトルが変わっていました。
ここから、当時既に9割以上完成していたと言われる作品のストーリーに、重大な変更が加えられたことが推定されます。
では、当時はどのように予測(予告?)されていたのでしょう。
ダン・ブラウンのファンの方は、よくご存じのとおり、彼の小説は、「キリスト教の隠された秘密(マグダラのマリアなど)を題材にとりながら、その秘密をバチカン(カソリック)の手から守ろうとする人達と、
その秘密を葬り去ろうとする、ある種の人達(バチカンの外郭団体)との間の暗闘に、
主人公(宗教象徴学者)が巻き込まれる」という構図を必ず取ります。(これは、もう一つのベストセラー『天使と悪魔』においても、そうでした。)
そして、彼の小説のウリは、登場する組織に必ず実名を用いたことで、それによって、
話題性をつくり、物議もかもしたのです。
『ダ・ヴィンチ・コード』に登場した実名の団体は、アメリカの「オプスデイ」というところで、“バチカンの回し者”という触れ込みでした。
従って、彼の小説では、
「キリスト教のどのタブーに挑戦するのか」ということと、
「そのテーマとの関連で、何という実名団体を悪役にもってくるのか」の二つがポイントだったのです。
四年前のダン・ブラウン自身の予告によれば、
「アメリカの建国に絡む“最大の秘密”に挑戦する」というのが、今回のテーマでした。
しかも、それは、彼のいつものスタンスから見て、
「キリスト教会にとっての不都合な真実」を明らかにするのが狙いであることは、間違いなかったのです。
ここまで話をすれば、ちょっと事情を知っている人には、ピンとくるかと思います。
「フリーメーソン」というのは、今でこそ、あやしげな陰謀団体のように言われることが多いですが、その発祥のとき(おそらくは17世紀初頭のイギリス)においては、
「ギリシャ神話に登場する“ヘルメス”を3倍偉大にしたヘルメス(「ヘルメス・トリス・メギストス(HTM)」という)」(西洋の宗教世界では超有名なんですけどね)という神様がキリスト教以前につくった、
「ヘルメス思想」
というのを信奉する団体で(注1)、実は、「このHTMこそが、イエスが“天なる父”と呼んだ存在だったのではないか」
と考えていたグループだったのです。
そして、アメリカの建国の